「曙ブレーキ工業」桑折の工場事業縮小 事業一部は存続見通し

 
縮小が発表された曙ブレーキ福島製造=18日、桑折町

 経営再建中の自動車部品大手の曙ブレーキ工業は18日、生産子会社の曙ブレーキ山陽製造(岡山県総社市)を閉鎖し、曙ブレーキ福島製造(桑折町)を縮小すると発表した。

 経営再建中の曙ブレーキ工業が規模縮小を発表した桑折町の曙ブレーキ福島製造(桑折町)。縮小の具体的な規模は未定だが、事業の一部は存続する見通しだ。立地する桑折町も同社を支援する考えを示している。

 曙ブレーキ工業によると、桑折町の工場は1971(昭和46)年に稼働。2001年には曙ブレーキ福島製造に分社化され、新幹線や自動車用のブレーキ部品を製造している。18年3月末時点の従業員数は313人に上る。

 福島民友新聞社の取材に、曙ブレーキ工業の広報担当者は「縮小の規模は未定。1~2カ月後までに具体的な計画を策定する」と述べ、その上で従業員への説明も「できる限り早くしたい」と語った。

 規模縮小を受け、桑折町の担当者は「(曙ブレーキから)正式な報告は受けていない。ただ、町の工業団地の立地企業第1号であり、町に深く貢献していただいている。町としてできる限りの支援をしたい」と話した。