戦没者に平和誓う 会津若松・小田山忠霊堂で慰霊祭

 
遺族代表で追悼の言葉を述べる佐野さん

 県遺族会は18日、会津若松市の小田山忠霊堂境内で慰霊祭を行い、忠霊堂に眠る1万8492柱の戦没者を慰霊するとともに、平和の実現に誓いを新たにした。

 県内各地から関係遺族や来賓など約500人が参列した。黙とうなどに続き、安斎満会長が「平安な生活が尊い犠牲の上に築かれていることを忘れず、戦争の教訓と平和のありがたさを若い世代に伝える」と祭文を読み上げた。

 守岡文浩県会津地方振興局長、尾崎重治市地域福祉課長が追悼の言葉を述べ、遺族代表で、父親が中国で戦死した佐野順子(よりこ)さん(75)は「戦争の悲しみや苦悩を再び繰り返さないよう訴え続ける」と誓った。

 読経に続き、参列者が次々に焼香した。

 小田山忠霊堂には、日清、日露戦争から第2次世界大戦までの本県出身者で編成された若松歩兵第29連隊や若松歩兵第65連隊、連隊以外の本県出身陸海軍人の遺骨(分骨)が安置されている。