福島県防災ヘリ『性能アップ』 新機体導入、12月から運用開始

 
県が導入した県消防防災ヘリ「ふくしま」の新機体

 県は、県消防防災ヘリ「ふくしま」の新機体を導入した。12月から運用を開始する。内堀雅雄知事が20日、玉川村の県消防防災航空センターを訪れ、新機体を視察した。

 現行機の老朽化に伴い、安全性と防災力強化のため更新する。新機体はエンジン性能に優れ、約100キロの距離を現行機よりも6分短い約24分で到達。さらに最大航続距離と巡航時間が大幅に伸び、無給油で約798キロ(現行機は約662キロ)、約3時間(現行機は約2時間20分)の飛行が可能となった。このほか自動で空中静止し機体の姿勢を保持できる「オートホバリング機能」などを備える。

 新機体は5月に納入。県消防防災航空隊が9月から習熟訓練に取り組んでいる。視察した内堀知事は「新機体が皆さんの活動をしっかりサポートしてくれると確信している」と隊員らを激励し、新機体に乗り込み、隊員や整備士らから性能や装備などの説明を受けた。

 市川慎吾隊長(47)は「安全運航を第一に、県民の負託に応えられるよう活動したい」と話した。