福島県庁「窓ガラス」割られる 深夜に侵入か?通報9時間半後

 
ガラスが割られた県庁本庁舎東玄関を調べる捜査員=24日午前10時ごろ

 24日午前8時30分ごろ、福島市の県庁で「窓ガラスが割られている」と県職員から福島署に通報があった。同署と県によると、県庁本庁舎の玄関2カ所の大型ガラス計3枚が割られていた。何者かが庁内に侵入したとみられることから、同署は建造物侵入の疑いで捜査している。

 同署などによると、23日夜から翌24日未明にかけて、何者かが東玄関のガラスを破って庁舎内に侵入、施錠された1階通路の扉を避けて上の階を移動し、1階に戻って正面玄関のガラスを内側から壊して逃げたとみられる。東玄関近くの車止めの鉄柵が動かされていたり、正面玄関に柄の外れた傘が落ちていたため、ガラスを破る際に使われた可能性があるという。

 県は警備を外部委託しており、警備員から最初に被害の連絡を受けたのは23日午後11時ごろだったが、通報は約9時間半後だった。県施設管理課は「夜では現場の確認が難しいと判断した。情報共有や判断の過程、施設管理上の問題がなかったか検証する」としている。

 県によると24日午後5時現在、窃盗の被害は確認されていないという。また1階の他のガラスや施錠は無事だった。県施設管理課は「こうした被害は初めて。防犯カメラの設置などで再発防止に努めたい」としている。