いわき・九品寺こども園が受賞 キッズデザイン賞奨励賞

 
キッズデザイン賞・奨励賞を受賞した九品寺こども園の園舎

 NPO法人キッズデザイン協議会(東京)は25日、都内で第13回キッズデザイン賞の表彰式を行った。「子どもたちの創造性と未来を拓(ひら)くデザイン」のクリエイティブ部門で九品寺(くほんじ)こども園(いわき市)の園舎が同協議会長賞・奨励賞を受賞した。

 同園を運営する学校法人明照学園、デザインなどを手掛けたアトリエ9建築研究所、ジャクエツ、イガラシデザインスタジオ、粟辻デザインが共同出品した。

 「地域とともに成長する仕切りのない園舎」を基本理念に掲げた。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の影響で移り住んだ子どもたちを受け入れている状況から、地域コミュニティーを再構築するための拠点にこども園を位置付けた姿勢が評価された。

 同協議会は、子どもの安全・安心と健やかな成長発達に役立つ優れた製品や空間、建築、サービス、活動などを顕彰している。今回は437点の応募があり、263点にキッズデザイン賞を贈った。このうち特に優れた33点の中から、最優秀賞や部門ごとの優秀賞、奨励賞、特別賞を選んだ。

 表彰式に出席した遠藤弘道園長は「こども園の成長だけでなく地域とつながる園舎にしたいという思いがあった。子どもの創造性育成と見守りの視点から評価され、うれしい」と話した。