郡山市が「子ども食堂」支援 枠組み構築、ベニマルと協定へ

 

 郡山市は本年度、子どもたちに食事を提供する「子ども食堂」の支援に向けたネットワークの構築に乗り出す。市が橋渡し役となり、企業の支援内容から、子ども食堂の活動状況などに応じて食材や物品を提供する仕組みをつくり、子ども食堂の安定運営につなげる。

 市はネットワーク構築に向け、10月4日にスーパーを展開するヨークベニマル(郡山市)と、同社の子会社で総菜を製造、販売するライフフーズ(同)と支援に関する協定を結ぶ。品川萬里市長が26日の9月市議会一般質問で明らかにした。

 子ども食堂は、寄付などを財源としている。市と運営団体との情報交換で、運営上の課題として、特定の寄付に依存することでの継続性の不安や、活動の認知度が低いため利用者数に変動があるといった意見が示されたという。

 こうした現状から各子ども食堂の活動や実態を踏まえ、市が調整、周知を図るなどしてバックアップする。子ども食堂に対する理解や安心感の醸成、食べられるのに廃棄される「食品ロス」の削減も図る考え。

 また、同市社会福祉協議会もネットワーク参加の意向を示しており、市はネットワークへの参加企業・団体を増やしていく方針。