会津美里で「福小俵」作り 高田大俵引きの縁起物、丁寧に仕上げ

 
工房で行われた「福小俵」の仕上げ作業

 約400年の伝統を誇る福島県会津美里町の奇祭「高田大俵引き」でまかれる縁起物の「福小俵」作りが、最盛期を迎えている。仕上げの作業が26日、同町の山浦工房で行われた。

 福小俵は「こも編み台」で編んだ筒状のわらにもみ殻を詰めたもの。同工房の山浦軍平さん(89)が、約50年間にわたり作り続けてきた故杉山徳美さんから4年前に受け継いだ。

 福小俵は来年1月に開催予定の大俵引きで、五穀豊穣(ほうじょう)や商売繁盛などを願い365個がまかれる。「今からわくわくしている。一つ一つ丁寧に仕上げることができた」と山浦さん。金色のひもで飾られた福小俵を手に、笑顔を輝かせた