聖火ランナー選定基準は...県実行委が3項目、公募枠は倍率34倍

 

 2020年東京五輪の聖火リレーに向け、福島県実行委員会は27日、福島市で会議を開き、ランナー候補者の選定基準を了承した。10月末までに県実行委が選定できる66人を決め、大会組織員会に候補者リストとして提出。組織委が12月以降にランナーを通知する。

 選定基準は〈1〉本県の現状や魅力を発信するのにふさわしい人〈2〉県民に夢や希望、元気を与えることができる人〈3〉その他(リレーの盛り上げに資する人、地域の未来の担い手となる人など)の3項目となった。

 候補66人は、県内59市町村にそれぞれゆかりのある各1人の公募枠59人と有名人などの起用が想定される推薦枠7人。公募枠には2020人から応募があり、平均倍率は34倍だった。

 ランナーは08年4月1日以前に生まれた人が対象で、20年度に中学1年になる子どもも含まれる。県実行委は年齢や性別、国籍、障害の有無のバランスに配慮して選定する方針だ。

 会議は冒頭以外非公開。内堀雅雄知事は「市町村や関係団体と連携し、オール福島で準備を進める」と述べた。委員から若い世代がランナーとして走れるよう配慮を求められたという。

 また、県実行委は聖火リレーが通る道路などの詳細なルート案も検討する。

◆第1走者は組織委人選

 聖火リレーはJヴィレッジ(楢葉、広野町)が47都道府県の出発地で、20年3月26~28日に県内25市町村を巡る。初日の第1走者は組織委が人選するが、県実行委も復興五輪や本県からのスタートにふさわしいランナーの起用を組織委に働き掛ける。