消費税・増税初日...店も消費者も手探り ポイント還元は好意的

 
レジでキャッシュレス決済を行う買い物客=1日、福島市・いちい福島西店

 消費税が引き上げられた1日、県内のスーパーマーケットなどでは、同時に始まった新たな制度やサービスなどついて店側が説明する姿が見られた。キャッシュレス決済のポイント還元制度では、買い物客から好意的な声も上がった。

 いちい(福島市)は「電子マネーEdy付き夢カード」や、クレジット機能付き「いちいメンバーズカード」などでの決済で、購入金額の5%の還元が受けられる。福島市にある福島西店には同日、サービスを周知するチラシや垂れ幕が数多く掲示されていた。

 レジで「夢カード」を使った女性(60)は「社会保障に充てられるなら増税はいいと思う。カードは便利だし、5%の還元はうれしい」と好意的に受け止めた。

 マルトグループ(いわき市)も電子マネーカード「マルトCoGCa(コジカ)カード」を使ったキャッシュレス決済で、5%還元のサービスを開始。店舗ごとのぼり旗やポスターでサービスをPRした。

 ヨークベニマル(郡山市)は同日から、食料品や日用品300品目を従来の販売価格より約5~20%値下げして販売。同市にある旗艦店の横塚店では、300品目の値下げや、店内飲食の場合も持ち帰りの税込み価格で販売することを伝えるポップなどが売り場に並んだ。

 渡辺典幸副店長(40)は「日用品や酒など増税された商品は動きが鈍いが、増税前の駆け込み需要の影響もあるかもしれない。今後の動きを注視していきたい」と話した。

 同店を訪れた郡山市の主婦(70)は増税について「3%の時や5%の時のように、今回もすぐ慣れると思う」と話した。

 一方、キャッシュレスの還元サービスを巡る戸惑いの声も。会津若松市の自営業の男性(65)は「仕組み自体分かりにくい。今後も現金で払い続けた方が楽」と話した。