福島県産食品の輸入規制緩和要望へ 内堀知事、EU要人と会談

 

 内堀雅雄知事は6~12日の訪欧で、当初予定していたドイツとスペインに加えてベルギー、スイスを訪問する。欧州連合(EU)の幹部や要人に福島県産食品の安全性を直接伝え、EUが継続する輸入規制の緩和、撤廃を求める。県が3日発表した。

 EU本部のあるベルギー・ブリュッセルでは、EUの運営を担う欧州委員会の保健・食品安全総局幹部と会談するほか、駐ベルギー大使やEU政府代表部大使を表敬訪問する。

 また、EUや日本政府の関係者が出席するセミナー、レセプションで国際社会に本県の現状を発信して本県への理解を求め、国外の風評払拭(ふっしょく)につなげる。スイスでは国際機関への訪問を予定しており、県が調整を進めている。

 内堀知事は訪欧中、ドイツ・ハンブルク、スペイン・バスク州と再生可能エネルギー分野での覚書を新たに締結するほか、再エネ、医療産業分野で連携しているドイツのノルトライン・ウエストファーレン(NRW)州と覚書を更新する。

 ◆オランダで県産品PR

 内堀知事の訪欧に合わせて県は10~12の3日間、オランダ・ロッテルダムで県産農産物のPRイベント「ふくしまプライド。」を開催する。EUでの開催は2018(平成30)年3月のフランスに続き、2度目。

 県産オリジナル米「天のつぶ」のおにぎりや冷凍モモの試食コーナーを設けるほか、県産農産物のPR動画やアニメを上映する。

 現地県人会の協力による折り紙体験会、本県の郷土玩具「赤べこ」が当たるじゃんけん大会も開催し、本県の味覚と文化を発信する。