「土湯温泉」世界に発信!ロシア人女性 外国人目線で観光発掘

 
「土湯温泉を世界にPRしたい」と話すトロンジャゼさん

 ロシア人のマリーナ・トロンジャゼさん(24)は、福島市の土湯温泉観光協会の受け入れで、国際ボランティアとして活動している。トロンジャゼさんは「土湯を世界に売り込みたい」と張り切っている。

 ボランティア受け入れは県県北地方振興局の委託事業。12月12日まで協会の仕事をしながら、会員制交流サイト(SNS)などで土湯の魅力を海外に発信したり、外国人目線で観光資源の発掘に協力する。

 日本を訪れるのは幼い頃からの夢だった。日本のアニメや漫画などに夢中になり、文化や言葉にも興味を持った。そして「自分の目で日本を見て感じたい」と考えるようになった。東日本大震災以降、原発事故の影響はロシアでも連日のように報道された。日本行きが決まると、友人たちから「福島に行って大丈夫なのか」と心配されたという。トロンジャゼさんは「福島は安全で魅力的な場所だと伝えることができたら」と力を込める。

 福島の印象について「自然が美しく、料理がおいしい。優しい人ばかり」とトロンジャゼさん。20日には福島学院大の「のぎく祭」に、27日には温泉街で開かれる「土湯ぶらっと温泉バル」に参加し、土湯温泉をPRする。