『復興』祈る重厚な音色 アジアオーケストラウイーク郡山公演

 
繊細で叙情あふれる演奏を繰り広げた「アジアオーケストラウイーク2019」郡山公演=郡山市・けんしん郡山文化センター

 アジアと日本のオーケストラが競演する「アジアオーケストラウイーク(AOW)2019」郡山公演は4日、郡山市のけんしん郡山文化センターで開かれ、重厚な音色がホールに響き渡った。

 文化庁芸術祭執行委員会の主催、福島民友新聞社と日本経済新聞社の共催、福島中央テレビの後援。AOWは2002年に始まり、今年で18回目を迎えた。東日本大震災以降、復興を祈念して東北地方でも開催している。郡山市での開催は今回が初めて。

 高い演奏力を誇るオーケストラ・アンサンブル金沢(金沢市)がユベール・スダーンの指揮で、プロコフィエフの交響曲第1番ニ長調「古典交響曲」を披露した。

 続いて香港シンフォニエッタが15年チャイコフスキー国際コンクール最高位に輝いたバイオリニストのユーチン・ツェンを迎え、モーツァルト「バイオリン協奏曲第5番イ長調」で叙情あふれる演奏を繰り広げた。

 両オーケストラの合同演奏ではチャイコフスキー「幻想序曲『ロメオとジュリエット』」などが披露され、美しい響きに聴衆が魅了された。