「ふくしま植樹祭」豊かな緑を次世代へ みどりの女神2人参加

 
広葉樹の苗木を植樹する家族連れら=6日午前、大玉村・ふくしま県民の森

 「第2回ふくしま植樹祭~ABMORI(エビモリ)」は6日、大玉村のふくしま県民の森フォレストパークあだたらで開かれた。参加者が緑豊かな県土を次世代に引き継ぐことを誓い、植樹と育樹作業に取り組んだ。

 南相馬市で昨年開かれた第69回全国植樹祭の理念を引き継ぐ行事で、昨年の同市に続く開催。今回は「森林(もり)づくりを続ける、広げる、繋(つな)げる」をテーマに、約2000人が参加した。県、大玉村、県森林・林業・緑化協会、福島民友新聞社などでつくる実行委の主催。

 森林再生へ10種類・2800本

 「自然豊かな古里をこれからも大切にしていきたい」。大玉村のふくしま県民の森フォレストパークあだたらで6日に開かれた第2回ふくしま植樹祭。参加者が植樹と育樹作業を通して、継続して森林を守り、未来に向けて育てていくことを胸に刻んだ。

 植樹会場となったのは除染で出た廃棄物の仮置き場となっていた土地。参加者は小雨が降る中、森林の再生を願ってコナラやヤマザクラ、ケヤキなど計10種類約2800本を植えた。昨年の全国植樹祭のサテライト会場として「少花粉スギ」が植えられたエリアでは、育樹作業が行われた。

 「初めて木の苗を植える体験をした。これからの成長が楽しみ」。大玉村の渡辺美宇さん(玉井小6年)は期待を膨らませた。育樹作業では、雑草の多さに驚いた様子で「自然のパワーを感じた。木がしっかり成長していくように継続して見守っていきたい」と決意を新たにした。

 植樹祭には、2017(平成29)年度ミス日本みどりの女神の野中葵さん(須賀川市生まれ)、19年度の女神の藤本麗華さんも参加し、来場者と一緒に活動した。福島民友新聞社や県森林・林業・緑化協会などでつくる「花と緑いっぱいのふるさとづくりプロジェクト実行委員会」が昨年、県民の森に整備した「花の森」なども見学した。この日は参加できなかったものの、森林再生事業「ABMORI」を主宰する歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが前回に続きスーパーバイザー(特別顧問)を務めた。福島民友新聞社から中川俊哉副社長が出席した。

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