福島県に『たこ焼き文化』育てる! 切石さん...大阪に負けない

 
「大阪に負けないたこ焼き文化を」とイベントを主催した切石さん

 いわき市のたこ焼き移動販売「HONMAMON(ほんまもん)」が、県内のたこ焼き店が集まった地域おこしイベント「たこやきグランプリ」で初代王者となった。代表の切石優さん(36)は「大阪に負けないたこ焼き文化を育てて福島を盛り上げていきたい」と意気込む。

 イベントは広野町の二ツ沼総合公園で9月22、23の両日行われ、県内の店舗、移動販売、屋台などが参加。大阪府茨木市出身の切石さんが「福島県民はたこ焼き好き」との印象を受け、このイベントを企画した。

 切石さんは、東日本大震災後に家族といわき市に引っ越してきた。小さい頃から家庭でもよく食べ、焼き方も体に染み付いているたこ焼きを作って振る舞ったところ好評で、移動販売を始めた。

 切石さんの作るたこ焼きは、関西のだし文化を継承した味付けが特徴で、福島の人にも受け入れられた。「ラーメンと同じように作る人によって味が変わる。いろんな店がもっとあってもいい」と、県内のたこ焼き店を集めた復興イベントを計画した。

 インターネット情報などを手掛かりに見つけた県内のたこ焼き店は大手を含め約20店。一軒一軒に打診し、本番には計8店が参加した。来場者が食べ比べて投票する方法でグランプリを決定。HONMAMONのほか、2位に円達(南相馬市)、3位にはフードショップYAMATO(いわき露天商)が入った。

 切石さんは「大きさも料金も店によってバラバラだったことで平等さに欠けた。次はルールを決めてより参加店を増やしたい」と課題を挙げつつ、想像以上の行列に感謝した。「福島のたこ焼き熱は大阪に負けていない。秋の定番のイベントに育てて、いつか大阪のたこ焼きと味対決をしたい」と夢は膨らむ。

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