働き手不足解消を 南相馬に「外国人サポートセンター」開設へ

 
門馬市長から委嘱状を受ける佐野会長(右)

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後に深刻化する働き手不足の解消に向け、南相馬市は来春にも、外国人が働きやすい環境を整える外国人サポートセンター(仮称)を開設する。

 外国人の雇用促進に向け、外国人と企業向けの総合的な支援窓口を設置するのは県内自治体で初めて。

 市によると、市内の外国人労働者数は震災前の2010(平成22)年度末に113人だったのに対し、昨年度末は263人と倍増している。今年4月、改正入管難民法の施行で在留資格「特定技能」が新設され、今後も外国人の就労、居住の増加が見込まれる。

 同センターは、外国人と市内企業のマッチング支援、地域コミュニティーの形成など外国人が暮らしやすい生活支援、外国人の受け入れに必要な企業の環境整備支援などを行う方針だ。

 市は7日、同センターの開設に向け、市内商工関係者や学識者、地元企業などでつくる市外国人活躍推進協議会を発足させた。門馬和夫市長が委員13人に委嘱状を手渡した。会長には福島大経済経営学類教授の佐野孝治氏を選んだ。

 門馬市長は「外国人が安心して活躍できる南相馬を実現したい」と話した。