「お父ちゃん弁当」語る 猪苗代で小山田徹さんトーク

 
「お父ちゃん弁当」などについて語る小山田さん

 「お父ちゃん弁当」で知られる美術家で京都市立芸術大教授の小山田徹さんのトークとたき火イベントが6日、猪苗代町のはじまりの美術館で開かれた。

 お父ちゃん弁当とは、幼稚園に通う弟のために、小学生の姉がお弁当の指示書(下絵)を作成し、それを父親である小山田さんが再現したお弁当とその記録で、再現したお弁当はプレート火山やシマウマのお尻など多彩。はじまりの美術館で開催中の企画展「わくわくなおもわく」に、作品として指示書とお弁当の写真が展示されている。

 小山田さんは「共有空間の獲得」をテーマに共同運営のカフェや屋台、たき火などの人の交流の場づくりを、アートの手法を用いて行ってきた。東日本大震災後、宮城県女川町でお盆に行われている「迎え火」にも関わっている。

 小山田さんはトークでこれまでの自身の取り組みや思いを語った。また、お父ちゃん弁当を始めたきっかけや裏話なども明かした。この後、館外でたき火を囲んで、参加者と小山田さんが交流を深めた。