「福島県文化功労賞」発表!美術・須藤さん、音楽・三宅さん受賞

 

 県は9日、本県文化の向上に多大な功績を残した県民をたたえる県文化功労賞の受賞者を発表した。芸術部門の美術分野で会津工芸新生会顧問の須藤としを(本名・須藤紀雄)さん(79)=会津若松市=と、音楽分野で県おかあさん合唱連盟顧問の三宅祐子さん(80)=福島市=を選んだ。

 須藤さんは東京芸大美術学部を卒業後、県工業試験場や会津大短期大学部に勤務し、日展などで活躍する若手作家を育成。自身も日展などに数多くの入選作品を出品したほか、現在も工房で後継者や学生に指導を続け、本県の工芸文化の発展に貢献している。

 三宅さんは2003年から16年間、県おかあさん合唱連盟会長を務め、会員の演奏力向上に尽力した。震災後の13年10月には米・ニューヨークで開かれた日米合唱祭に参加し、復興への思いを歌声で発信。合唱を通じた国際親善や演奏家の育成にも寄与している。

 表彰式は11月3日の「文化の日」に福島市の杉妻会館で行われる。