台風19号接近!福島県内『厳戒態勢』 祈る農家...被害最小限に

 
台風19号の接近に備え、収穫前のリンゴの枝を支柱で支える果樹農家=10日午前、福島市

 大型で非常に強い台風19号は12日夜から13日昼ごろにかけて、暴風域を伴ったまま県内に接近、通過する恐れがある。収穫期を迎えた果樹農家は強風対策を急ぎ、週末のイベントは中止決定が相次いだ。大きな被害を防ぐため、県内は"厳戒態勢"が続く。

 果樹栽培が盛んな福島市では、収穫期を迎えたリンゴ農家が枝に支柱を取り付けたり、実が落ちる前に収穫するなど対応に追われている。色づき始めたリンゴを見つめ、「まだ収穫できない。傷が付かないことを願うばかり」と話すのは、同市瀬上の男性(85)。同市大笹生の男性(68)は「ふじ」の収穫を来月に控え、「もうどうしようもない。できるだけ最小限の被害に収まってほしいと祈るだけ」と願った。

 福島地方気象台によると、台風の接近に伴って県内は11日から雨が降り始め、13日にかけて雨量が増える見込み。11~12日の24時間雨量は多い所で100~200ミリと予想される。同気象台は土砂災害や浸水、洪水に警戒するよう呼び掛けている。