「横断歩道」車9割停止せず JAF調査、全国平均大きく下回る

 

 日本自動車連盟(JAF)福島支部は10日、本県の信号機のない横断歩道で車が一時停止する率は8.9%で、9割以上の車が歩行者が渡ろうとしても一時停止しなかったと発表した。昨年より5.4ポイント上昇したものの、全国平均の17.1%を8.2ポイント下回り、依然として本県の歩行者優先意識が低いことが明らかになった。

 調査は8月の平日午前10時~午後4時、県内2カ所で実施。1カ所につきJAF職員が横断歩道を100回渡り、車が一時停止するかを調べた。同様の調査は全国で実施。全国1位は長野県の68.6%で、2位が静岡県の52.8%、3位が兵庫県の43.5%。上位県と本県では5倍以上差が開いた。

 道交法では、横断歩道を渡ろうとする歩行者がいた際、一時停止しなければならない「横断歩道における歩行者優先」が定められている。県警は毎月1日と15日を横断歩道での交通取り締まり強化日に指定するなど、歩行者保護の意識向上に力を入れている。