県内景気「緩やかに回復」 9月の金融経済概況、日銀福島支店

 

 日銀福島支店が10日発表した9月の県金融経済概況は、県内景気を「一部に弱い動きがみられるものの、総じてみれば緩やかに回復している」とし、13カ月連続で総括判断を据え置いた。

 福島市の同支店で会見した中山興支店長は「米中貿易摩擦などによる海外経済の減速で、自動車関連などで減産の動きが徐々に広がっている」と指摘。「現時点で景気判断を引き下げる状況ではないが、先行きは間違いなく景気下振れのリスクが高い」と話した。

 また、消費税増税が与える経済影響については「9月末に駆け込み購入はあったが、それほど大きくなかった分、落ち込みの反動は少ないと思う。ただ、家計への影響はあるため、消費マンイドを冷やしてしまう懸念がある」と述べた。