「台風19号」接近...過去最大雨量の可能性 明るいうちに避難を

 

 13日未明から明け方にかけて本県に最接近する見込みの台風19号。自治体による避難所の開設をはじめ、県内各地で万一に備えた動きが進む。「明るいうちに避難を」。福島地方気象台は、県民に可能な限りの対策を訴える。

 「明るいうちに安全な場所に移動するなど、風や雨が強まる前に早め早めの準備・対策をお願いしたい」。11日、福島市の福島地方気象台で行われた記者会見で、吉田洋一観測予報管理官は接近する台風19号への最大限の警戒を求めた。最接近前の12日から雨は強まり、県内で過去最大雨量を更新する可能性も指摘した。

 会見には、福島河川国道事務所の古賀博久調査第1課長が同席し、阿武隈川と荒川の防災情報などについて報道陣に解説した。

 古賀課長は「阿武隈川では(県内7万人超に避難指示が出た)平成23(2011)年の台風15号以上のことが起こりうるという前提で準備をしている」と話した。沿川の市町村へ情報提供を行っているという。

 一方、福島市の荒川は急勾配の河川であるため、1時間に50ミリ程度の雨で一気に水位が上がる恐れがあるという。同事務所が防災対応の準備を進めている。