「台風19号」南相馬で死者確認 阿武隈川など氾濫、2万人超避難

 

 県によると、台風19号の影響で南相馬市で死者1人が確認された。このほか13日午前5時現在、行方不明者は二本松市や白河市で計4人。ほかに重傷1人と軽傷11人がいるという。

 住宅被害は全壊4棟、一部損壊8棟、床上浸水3棟、床下浸水17棟だが、県警ヘリなどで上空から確認したところ、郡山市の阿武隈川沿いで多数の浸水などがあり、被害は拡大する見込み。59市町村が計523カ所の避難所を開設、2万943人が避難した。最大で1万700戸が停電した。

 河川の氾濫は宇多川(相馬市)新田川(南相馬市)阿武隈川(伊達市、須賀川市、郡山市、本宮市)夏井川(いわき市)など。県管理の道路258カ所が通行止めとなり、国道は4号や6号、13号の一部。東北道や常磐道、磐越道など高速道路も一部区間で通行止めとなっている。

 ほかに矢吹町でため池が決壊、いわき市小名浜では小型船が一隻転覆した。田村市ではフレコンバックが流出したとの情報があり確認を急いでいる。県外避難者が被災したとの情報は入っておらず、東京電力福島第1原発での大きなトラブルも確認されていない。