南相馬市職員が死亡 避難所対応後、未明に帰宅途中

 

 福島県南相馬市小高区小高の県道脇の農地では13日午前5時35分、男性の遺体が見つかった。遺族によると、亡くなったのは同市小高区役所主事の男性(25)。市によると、主事は台風19号の避難所開設のため残業し、帰宅途中だった。

 市によると、主事は12日午前8時30分から同区役所で台風の対応に当たり、13日午前0時30分に帰宅した。約10分後に主事から「小高川近くの道路で車が水没し、車外へ脱出した」と職場に電話があったが、その後連絡が途絶えた。

 連絡を受けた市は警察や消防などと捜索を始め、県道に止まっていた主事の車から約50メートル離れた農地で、遺体が見つかった。県警が死因などを調べている。

 市によると、主事の遺体と車が見つかった現場付近は13日未明、大雨の影響で一帯が冠水していた。

 職員の死亡を受け、門馬和夫市長は「一生懸命に市民の生命と財産を守る活動に従事していた職員を失ったことは痛恨の極み。職員の命を守れなかったこと、誠に申し訳なくおわびの言葉もない」とコメントを発表した。

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