福島県で4万3300戸「停電」 台風19号影響、医療・福祉施設も

 

 東北電力によると、台風19号の影響で13日午後6時までに県内36市町村で延べ約4万3300戸が停電し、同時刻時点で13市町の約4900戸が停電中。このうち、伊達市と田村市を中心に約2300戸は14日朝までに復旧を見込む。

 残り11市町の約2500戸は、河川の浸水や倒木で道路が寸断されたため立ち入りができず、同社は復旧の見通しは分からないとしている。

 医療機関や福祉施設でも停電や浸水、断水が相次いだ。伊達市の特別養護老人ホーム「ラスール伊達」では停電と浸水で入所者4人を国見町の公立藤田総合病院に搬送。本宮市の谷病院では、断水と停電で透析患者ら10人を二本松市の枡記念病院などに転院させた。

 主な被害状況(13日午後3時30分時点)は医療機関が断水5病院で停電2病院。福祉施設(中核市除く)は停電や浸水の高齢者施設が4施設。福島市、二本松市、伊達市、郡山市、田村市、石川町、浅川町、白河市、棚倉町、矢祭町、いわき市、南相馬市、飯舘村、相馬地方広域水道企業団の一部で断水している。1998(平成10)年8月27日の水害で甚大な被害を受けた西郷村の「太陽の国」を含む県社会福祉事業団の施設に被害はなかった。

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