野口英世の功績語る 福島医大・下村教授、先端の研究も紹介

 
野口英世の実像を語る下村主任教授

 福島学院大の人材寄付講座は15日、福島市の同大駅前キャンパスで「福島の医学研究~野口英世の功績と医大の先端研究」をテーマに開かれ、福島医大病態制御薬理医学講座の下村健寿主任教授が、歴史資料を示して野口の実像に迫った。

 下村主任教授は、野口は日本では黄熱病研究を誤った科学者と認識され、梅毒などのスピロヘータ学を専門としていたことは忘れられていると指摘。貧しい農民の出身で学歴がなかったために日本の大学や学会で無視されたことや、科学のパラダイムシフト(枠組みの転換)の間に生きたことなど野口の境遇を紹介し、「野口は恵まれた境遇なら科学者として素晴らしい業績を残せた郷土の偉人だ」と話した。

 その後、下村主任教授ら福島医大のチームが取り組む肥満抑制効果があるとされるホルモン「オキシトシン」の研究を紹介した。

おすすめPickup!ニュースの『玉手箱』

「福島県議選」自民が過半数31議席獲得 国民民主は1減10議席