福島県内研修医、内定96人 充足率59.2%、定員到達7病院のみ

 

 厚生労働省は17日、来年度の卒後臨床研修を希望する医学部生らと、研修医を受け入れる大学病院、臨床研修病院とをつなぐマッチング(組み合わせ決定)の結果を発表した。福島県内18病院に96人(前年同期比24人減)が内定した。定員を満たした病院は7病院(同3病院減)。県内病院の定員の合計に占める充足率は59.2%(同153ポイント減)にとどまった。

 定員を満たしたのは星総合病院(郡山市、8人)竹田綜合病院(会津若松市、12人)いわき市医療センター(いわき市、12人)白河厚生総合病院(白河市、6人)公立藤田総合病院(国見町、6人)福島医大会津医療センター付属病院(会津若松市、3人)福島赤十字病院(福島市、8人)。一方、福島労災病院(いわき市)は内定者がいなかった。

 県は「福島医大の卒業見込み者と、卒業後に県内の公的医療機関に勤務する地域枠の学生が減ったことが影響した。今後、各病院の状況を分析し、来年度以降に生かしたい」(医療人材対策室)としている。

 来年度から卒後臨床研修に入る福島医大の6年生は126人(前年同期比18人減)で、うち地域枠の学生は43人(同12人減)。

 卒後臨床研修は、医学部生らに卒業後2年間、各診療科での研修を義務付ける制度。研修医の3分の2が研修後も県内にとどまるとされ、医師不足解消を目指し県や各病院が確保に努めている。

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