早期復旧へ広がる支援 積み下ろしや配給、IHI相馬事業所

 
保育施設に飲料水を運び込むIHI相馬事業所のボランティアたち=17日午前、相馬市・さくらがおか保育園

 台風19号の被災地で、ボランティアによる支援活動が本格化してきた。早期復旧を願う高校生や地元企業の社員らが、被災した地域住民と共に、各地で作業に当たっている。

 相馬市では17、18の両日、地元のIHI相馬事業所の従業員延べ180人がボランティアに入り、各行政区や小、中学校、保育施設などに水を運び込んだ。

 同社では、地元の復興を後押ししようと市に支援を申し出た。人手不足解消のため市防災備蓄倉庫での物資の積み下ろしや配給作業を手伝い、各行政区や小、中学校、幼稚園、保育所などに飲料水を配給した。

 17日に再開したさくらがおか保育園では、園児が出迎える中で従業員が水の入った段ボールを運び入れた。同事業所の佐々木武範さん(47)は「復旧の一端を担いたい」と話した。

 市には岡山県総社市や福井県大野市、新潟県三条市、見附市、企業・団体などから応援職員や支援物資が寄せられている。物資は、飲料水を中心に食品や生活用品などさまざまだ。災害時に相馬市が物資を送ったお返しに支援を申し出てくる自治体もあり、立谷秀清市長は「本当にありがたい。早期復旧に努めたい」と話している。

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