郡山・星総合病院に「CT診断車」設置 陸上自衛隊が貸し出し

 
星総合病院に設置されたCT診断車

 台風19号で浸水被害を受けた星総合病院(郡山市)に18日、コンピューター断層撮影(CT)装置を搭載した自衛隊の診断車が設置された。同病院では浸水によってCTが使えなくなり、急患の受け入れなど診療を制限されている状態にあるが、CT診断車の設置で、従来の診療体制に近づいた。

 CT診断車の設置は、陸自富士駐屯地(静岡県)からの支援によるもの。同病院の窮状を受け、駐屯地に隣接する病院で使用している診断車を星総合病院の救急入り口に設置。同日午後から診断を始めた。陸自がCT診断車を外部に貸し出すのは初めてという。

 阿武隈川支流の逢瀬川近くにある同病院は、川の氾濫で大きな被害を受け、2台のCTや、磁気共鳴画像(MRI)装置が使えなくなっている。これに伴い、市内の2次救急病院で輪番制を敷く急患の受け入れなどが制限されている。同病院は「早く元の診療体制に戻せるよう対応したい」としている。

おすすめPickup!ニュースの『玉手箱』

「福島県議選」自民が過半数31議席獲得 国民民主は1減10議席