県立高「募集定員」...安積高1学級減 4校各1学級で募集停止

 

 県教委は18日、県立高の2020年度募集定員について、全日制79校の総数を1万3230人(前年度比390人減)に決めた。県立高で最多の8学級320人だった安積など6校の各1学級を削減し、4校の各1学級を募集停止とする。これに伴い県立高は全て7学級以下となる見通し。

 県立高全体の学級数減少は4年連続。20年度の学級削減は福島東、安達、安積、田村、只見の普通科と清陵情報・情報電子科、募集停止は川俣・機械科、安積御舘、修明鮫川の普通科、猪苗代・観光ビジネス科が対象となった。

 県立高校改革の前期実施計画(19~23年度)に沿って安積御舘、修明鮫川の分校2校は募集を行わない。只見、川俣、猪苗代の3校は過疎・中山間地域の特例的な措置で1学級本校化として存続。川俣は普通科に工業、猪苗代は普通科に商業の選択科目を設定し、募集停止となる学科の学びを可能な範囲で継承する。

 来春の県内の中学校卒業見込み者数は1万6580人(同696人減)。県教委は各地区の卒業者数や志願動向を考慮し、南会津、いわき、相双の各地区では募集定員を維持した。

 生徒数の減少は今後も加速する見通し。このため県教委は、県立高校改革の一環で各校の適正規模を「1学年4~6学級」とし、原則として3学級以下の学校の統合を進めている。

 また定時制は480人、専攻科は30人で前年度から変更がなく、通信制は400人(前年度比100人減)となった。

 県立高校入試は来春から、これまでの1期選抜(自己推薦)と2期選抜(学力検査)を一本化して全ての受験生に学力検査を課す「前期選抜」と、3期選抜を継承する「後期選抜」の新制度に移行する。

 私立中高の定員維持

 県私立中学高校協会は18日、県内私立中学校、高校の2020年度募集定員について、全校が19年度の定員を維持すると発表した。

 総数は全日制の高校が17校で3525人、中学校が8校で450人、通信制の高校が2校で360人。

 高校は日大東北が最多の450人で、尚志410人、帝京安積350人、福島成蹊300人と続く。

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