「JR東北線」29日全線再開見込み 運休区間でバス代行輸送開始

 

 JR東日本仙台支社は21日、台風19号の影響で運転見合わせなどが続いている福島県内の東北線について、29日までに全線で運転を再開する見込みと発表した。

 運休区間のうち、新白河―矢吹間が24日、本宮―松川間が26日、矢吹―安積永盛間が29日に再開する見込み。同区間以外は現在、通常の5~6割程度の本数で運転しているが、29日までに平常通りの運転に戻るとしている。

 また、橋の盛り土が流出するなどした磐越東線は郡山―小野新町間が11月上旬、小野新町―いわき間が同月中旬に再開する見通し。水郡線は11月1日に再開する予定となっている。

 一方、JR東は21日、東北線や水郡線で運休している区間で、バスによる代行輸送を開始した。安積永盛駅で代行バスを利用した日大東北高3年の生徒(18)=泉崎村=は普段、東北線で登校しており「朝は母に送ってもらっていた。両親が共働きなので、代行バスはありがたい」と話した。

 阿武急の梁川―富野、23日始発から再運転

 阿武隈急行は21日、土砂崩れなどで運休している区間のうち、梁川―富野間で23日に運転を再開予定と発表した。同日始発から、福島―富野間で通常ダイヤでの折り返し運転を行う。

 台風19号の影響で当初は全線で運休していたが、安全が確認されたとして、15日に福島―梁川間で運転を再開した。

 これまでに計42カ所で土砂流入などの被害が確認されており、富野以北の再開のめどは立っていないという。

 ◆スカイライン通行止め解除

 磐梯吾妻スカイライン(福島市―猪苗代町)は21日、台風19号の被害に伴う通行止めが解除された。路肩2カ所が崩落しており、当面は片側交互通行となる。

 21日は同路線や福島市小田―同市平石間の県道水原福島線など計8カ所も解除され、県管理道路の通行止めは残り54カ所となった。

 国管理の国道49号は郡山市田村町山中―同市田村町大善寺字蛭田(蛭田交差点)間の解除時期が未定で、迂回路(うかいろ)の磐越道小野―郡山東IC(インターチェンジ)間が無料開放されている。

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