広がる支援の輪 いわきで炊き出しや片付け、台風19号被害

 
ペットボトルの配布や運搬を手伝ういわき古河FCの選手ら

 台風19号の被災地域を支援するいわき市民の輪が広がっている。同市平の赤井公民館では20日、同市の企業と飲食店、サッカークラブが共同で炊き出しを行った。

 市民に食や支援物資、人手を提供しようと、常磐共同ガスと東洋システム、ハワイアンカフェ「アイランドボウル」がテントを設置し、大判焼きやカレーライス、豚汁を振る舞った。ペットボトルや非常用米も配布した。

 また、同日試合予定だった東北社会人リーグ2部所属のいわき古河FCが試合を延期しボランティアに参加。高齢者宅の家具の片付けを手伝い、給水タンクを運ぶなど高齢者に寄り添った心温まる支援を続けた。

◆温かな食事提供 炊き出し会

 いわき市の平第14区と、子ども食堂「コミュニティ食堂」を運営するNPO法人共創のまちサポートは20日、同市の平第14区公民館で炊き出し会を開いた。台風19号の被害を受けた市民らが温かい食事を味わいながら交流した。

 お茶会を予定していたが、台風で甚大な被害が出たことから、同NPOと共に炊き出し会を開催した。区の女性らが豚汁などを作り、約100食を無料で提供。地区の子どもたちが笑顔で味わっていた。

 秋山信秀区長(68)は「温かい食事で、少しでも元気になってほしい」と話した。

 同区は27日正午からも炊き出し会を予定している。

おすすめPickup!ニュースの『玉手箱』

「福島県議選」自民が過半数31議席獲得 国民民主は1減10議席