3連休がボランティア『ヤマ場』 豪雨災害、郡山やいわきに続々

 
活動で使った長靴やちりとりを消毒するボランティア=2日午後、郡山市

 3連休初日の2日、台風19号などの豪雨災害で被災した県内では、災害ボランティアが家屋内外の片付けや泥の撤去などの復旧作業を進めた。各自治体のボランティア人数に偏りが生じていた中、好天となった同日は特に深刻な人手不足だったいわき、郡山の両市にも続々とボランティアが訪れた。関係者は「3連休がボランティアのヤマ場」と協力要請に力を込める。

 河川の氾濫で大きな被害を受けた郡山市水門町周辺。テクノアカデミー郡山の敷地内に設けられた災害ボランティアセンターでは、作業を終えたボランティアが活動で使った長靴などを消毒し、振る舞われた甘酒で疲れを癒やす姿があった。

 ボランティアに訪れた会津電気工事(会津若松市)は、人手不足を知り社員を募って参加した。同社の男性(41)はアパートの清掃や個人宅からの家財の搬出などを行い、「想像以上の被害だ」と驚きを隠さない。機会があれば今後も参加する考えだ。

 「(3連休初日として)まずまずの滑り出しだと思う」と語るのはいわき市社会福祉協議会の担当者。同社協によると、窓口を通して市内の被災地入りしたボランティアは約380人。同社協によると、募集を開始した10月16日以降で最多の人数だった。

 同社協は被災世帯がボランティアに求める作業などを集計し「ニーズ」としてまとめている。この日は35件のニーズが完了した。ただ、残るニーズは435件。水害からの復旧は、ぬれた家具の片付けや床下の泥出しなど、工程が多岐にわたる。一つの工程を終えても、別のニーズが発生することもあるといい「いたちごっこ」だという。担当者は「これまでの週末と違い、3連休中は天候に恵まれている」とさらに多くのボランティアが来ることを期待した。

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