職員死亡で第三者委 台風19号で災害対応、南相馬が再発防止に検証

 

 台風19号で災害対応に当たった南相馬市職員が帰宅途中に車が水没し死亡した事故を受け、市は年度内に、再発防止に向けた第三者委員会を設置する。

 5日開かれた定例記者会見で門馬和夫市長が明らかにした。

 市によると、防災関係の有識者や弁護士などで構成し、事故原因究明や災害時の職員配備体制などについて検証する。

 設置に先立ち、庁内にも検討委を設け、独自の事故原因調査も行う。門馬市長は「個人的には市に明らかな過失はないと理解している。二度とこのようなことを起こさないために災害時の業務や消防団を含めた現場対応などを検証する必要がある」と述べた。

 市と遺族によると、亡くなった男性職員(25)は台風が通り過ぎた10月13日未明、同市小高区の冠水した農地で遺体で見つかった。帰宅する際に冠水した道路で車が水没、車外に出た後に流され亡くなったとみられる。