「空間放射線量」台風19号前と同程度 浸水被害の福島県8カ所

 

 県は12日、台風19号に伴い浸水被害が出た県内8カ所の空間放射線量は毎時0.08~0.17マイクロシーベルトで、台風19号前の県内7方部の値(毎時0.03~0.15マイクロシーベルト)と同程度だったと発表した。

 大気中のちりに含まれる放射性セシウム濃度検査では、本宮市本宮地区で1立方メートル当たり0.86ミリベクレル検出されたが、この空気を1年間吸い続けた場合の内部被ばく線量は1ミリシーベルトの約3100分の1という。河川の氾濫で流入した泥土の放射性セシウム濃度は県内6カ所で測定。1キロ当たり31~3960ベクレルで、県が昨年度、県内7方部で採取した泥土の130~2600ベクレルと同程度だった。

 ◇空間放射線量(毎時マイクロシーベルト)▽桑折町伊達崎=0.11▽本宮市本宮=0.16▽須賀川市中曽根=0.17▽相馬市北飯渕=0.09▽南相馬市原町区=0.11▽いわき市平=0.08▽石川町下泉=0.09▽郡山市田村町徳定=0.09

 ◇泥土(1キロ当たりベクレル)▽本宮市本宮=3960▽須賀川市中曽根=529▽相馬市北飯渕=901▽いわき市平=150▽石川町下泉=31▽郡山市田村町徳定=650