「不揃い農産物」保育所給食に提供 いわき市が地産地消推進へ

 

 いわき市は19日から、市内全ての公立保育所で月1回、形や色がそろっていないなどとして流通しなかった市産や県産の農産物を使った給食を提供する。

 廃棄や自家消費されていた農産物を生かし、生産者の収入増や地産地消、保育所での食育の推進を目指す。

 市によると、形や色のほか、数量が確保できないなどの理由で流通しなかったり、価格が安い未利用農産物を保育所給食に使うのは県内初。市販の農産物と比較しても品質や安全性は変わらないとして、園児たちに地元産農産物に親しみを持ってもらおうと、園内に調理施設がある保育所での導入を決めた。

 未利用農産物を使った給食は、毎月19日の「食育の日」前後に提供する。今月は19~21日に市内の32保育所のうち29カ所で実施し、市産のニンジンとタマネギ、エリンギを使ったサケのコーンクリームかけ、県産のピーマンを使ったパプリカのじゃこいため、市産のネギを使ったみそ汁のほか、県産のリンゴも使用する。