世界屈指の技術触れる!高性能スポーツカー「レクサスLFA」

 
世界最高峰の技術が結集する「レクサスLFA」に乗り込む高校生

 2次電池試験装置開発・製造を手掛けるいわき市の東洋システム(庄司秀樹社長)は16日、同市小川町の曙ブレーキ工業テストコースで高性能スポーツカー「レクサスLFA」と燃料電池車「MIRAI(ミライ)」の試乗体験イベントを開き、参加した高校生が世界屈指の技術に触れた。

 同社は、県内の若者にものづくりの魅力を伝え、夢や希望を持つきっかけをつくろうとイベントを開催している。トヨタ自動車や曙ブレーキ工業など各社の協力を得て東日本大震災以降開催しており、今回が8回目。県内の工業系の高校と福島高専の16校から約200人を招待した。

 世界で約500台しか生産されなかったLFAのうち、9台が会場に集結。高校生たちはLFAに同乗し、1周約3キロのコースで時速280キロの走行を体感した。LFAのエンジン開発に携わったヤマハ発動機開発プロジェクトリーダー主査の鈴木勝弘さん(富岡町出身)からエンジンの構造や特徴などの説明を受け、作り手の情熱に触れた。

 会場には、水素で作った電気で走行するミライも4台用意され、参加者は乗り心地を確かめながら、自然環境に配慮した最先端技術の車体の仕組みなどを学んだ。学法福島の菅野塁さん(3年)は「世界の技術に触れることができて良かった。卒業後は県内の製造業の会社に就職する。世界に通用する部品を作りたい」と目を輝かせた。

 庄司社長は開会式で「皆さんは私たちにとって大切な宝。世界から尊敬される希望をつくるために大きく成長してほしい」と未来の技術者にエールを送った。