震災後初の「田植踊」 浪江・赤宇木、継承へ映像収録

 
震災後初めての披露となった赤宇木地区の田植踊

 東日本大震災や東京電力福島第1原発事故に伴い避難が続く浪江町津島地区に伝わる郷土芸能「田植踊」のうち赤宇木地区の田植踊が17日、町民が避難する二本松市の県男女共生センターで震災後初めて披露された。

 古里で踊りを復活させる見通しが立たず、担い手がいなくならないうちに映像に残して後世に伝えようと、県とNPO法人民俗芸能を継承するふくしまの会が主催した。

 津島地区の田植踊りは南津島、上津島、下津島、赤宇木の四つの集落に伝わり、昨年1月には南津島地区の踊りが記録、披露された。

 今回、県内外に避難する保存会の会員らが練習を重ねた。収録後、舞台に立った。会場に駆け付けた町民らは懐かしげに踊りを見つめていた。