いわきのごみ処理施設から出火 4階建て全焼、当面は稼働休止

 
黒煙が上がるいわきのごみ処理施設=19日午後3時35分ごろ、いわき市

 19日午後2時45分ごろ、いわき市、市山田粗大ごみ処理施設から出火、鉄筋コンクリート造り4階建て約610平方メートルを全焼した。

 市や市消防本部などによると、同施設は、粗大ごみを細かく破砕する処理施設。出火当時、市から業務委託を受け、施設の管理運営に当たっている事業者の職員4人が勤務していたが、逃げて無事だった。職員が「機械室が燃えた」と119番通報した。

 処理施設に隣接する埋め立て処分場「クリンピーの丘」の敷地内には、台風19号などの影響で発生した災害ごみが仮置きされている。しかし、まだ施設には運び込まれていないため、市は災害ごみが出火元になった可能性はないとしている。

 処理施設については当面、稼働を休止せざるを得ない状況。市の担当者は「災害ごみはリサイクルに回る物が多いので、処理への影響は小さいと考えられる」とした上で、通常の粗大ごみも含め「民間業者に処理を依頼するなどして、市民生活に影響がないように努めたい」との姿勢を示した。