自民福島県連、渡辺幹事長を選出 総務・西山氏、政調・矢吹氏

 

 自民党県連は20日、福島市で県議会改選後初の議員全員協議会を開き、県連運営の要となる幹事長に総務会長の渡辺義信氏(56)=白河市・西白河郡、5期=を選んだ。渡辺氏は残る三役ポストの総務会長に政調会長の西山尚利氏(54)=福島市、4期、政調会長に筆頭副幹事長の矢吹貢一氏(64)=いわき市、3期=を指名した。新体制は21日の総務会で正式決定する。

 新役員の任期は2年で、県議会最大会派のかじ取り役を担う。復興・創生期間の終了を見据え、本県復興に向けた政策立案や財源確保など、県や国、政府、党本部との連携強化が求められる。

 議員全員協議会では幹事長人事を巡り、所属県議31人を衆院の県内5小選挙区に分けて意見を集約。県議選で16年ぶりに単独過半数の議席を獲得した現執行部を評価した上で、県連の要職を歴任するなど党内情勢に明るく、政策に精通する渡辺氏を幹事長に選んだ。

 渡辺氏は総務会長、政調会長について、県政の課題解決に向けた政策や外部組織との関係性の継続を重視。県連役員として中心的な立場を担ってきた西山氏と矢吹氏の経験・能力が評価された形だ。渡辺氏は「県政の課題や復興・創生にしっかりと対応できるよう、組織をさらに強化していきたい」と抱負を述べた。

 県会議長候補に太田氏、副議長候補・長尾氏

 自民党県連は20日の議員全員協議会で役員人事と連動する県議会人事も協議し、議長候補に幹事長の太田光秋氏(51)=南相馬市・飯舘村、6期、副議長候補に女性局長の長尾トモ子氏(71)=郡山市、5期=を選んだ。正副議長選は12月10日に開会予定の12月定例県議会の冒頭行われる。

 県連内では、今夏の参院選や県議選を主導した太田氏の実績を評価。長尾氏については、県連女性局長や県議会議会運営委員長などを務めた経験を踏まえた。

 正副議長ポストについては、改選により単独過半数を獲得した自民が引き続き独占することが確実な情勢。正副議長は任期4年の半分の2年で交代するのが慣例となっている。