12年ぶりふ化の「エトピリカ」展示開始 アクアマリンふくしま

 
アクアマリンふくしまに展示されている子どものエトピリカ

 アクアマリンふくしまは、いわき市の同館で、12年ぶりにふ化に成功した海鳥「エトピリカ」のひなを展示している。

 エトピリカはアイヌ語で「美しいくちばし」の意。夏の繁殖期になると、目の後ろから飾り羽根が生え、オレンジ色のくちばしが特徴。環境省のレッドリストで「絶滅危惧1A類」に分類されている。今回は安全に生まれるよう人工ふ化に取り組み6月21日に産卵、7月31日に誕生した。

 ひなは体重500グラム。胸の辺りに灰色の羽毛があり、親とは少し違った特徴が見られる。「元気に育ち、美しい姿を見せてほしい」。同館の吉田光輔さん(37)は来夏の姿に思いを巡らせる。