「アイリス」南相馬に工場新設へ 22年3月稼働、50人新規雇用

 

 生活用品大手のアイリスオーヤマ(仙台市)の関連会社アイリスプロダクト(同)は、南相馬市原町区萱浜の市復興工業団地に進出し、人工芝などを製造する南相馬工場を新設する。アイリスオーヤマが21日、発表した。2021年1月に着工、22年3月に稼働する予定。50人の新規雇用を目指す。

 同社によると、アイリスグループの本県進出は初。工場は敷地面積2万4000平方メートルで、総投資額は50億円。工場では人工芝、脱酸素剤、建材用樹脂製平板・波板などを製造する。ロボットやIoT(モノのインターネット)などを活用し、生産、組み立て、品質管理の一連の作業を機械が自動で行う。このほか、地元企業のロボット導入に向けた支援、市復興工業団地に隣接するロボットの研究開発拠点「福島ロボットテストフィールド」の活用促進なども行う考え。同社広報室は「浜通りの産業回復、雇用創出を進め、復興支援を続けていきたい」などとコメントを発表した。

 アイリスプロダクトは東日本大震災の被災地で産業基盤の復興などに取り組むため、今年6月に設立された。