企業の技術的課題解決 弁理士会、マッチングサービス12月開始

 

 日本弁理士会(東京)は福島県内の中小企業が抱える技術的な課題解決に向け、特許を取得した大学や企業などを中小企業に紹介して共同研究、共同開発に結び付ける新たなマッチングサービスを12月に始める。"福島式"のサービスの全国展開も見据え、本県で先駆けて取り組むことで事業発展と復興を後押しする。

 弁理士会によると、サービスの特徴は▽弁理士が企業の課題を整理した上で相手候補を提案▽特許情報を基に相手候補を全国から検索▽聞き取りから紹介まで無料で実施―などで、効率的なマッチングを提供できるとしている。

 サービス提供へ弁理士10人からなる福島プロジェクトワーキンググループを設置した。

 対象は県内の中小事業者で、希望者は12月1日以降に専用フォームから申し込む。対応が可能かどうか審査した上で、採用が決まった場合、担当者が企業に聞き取りをして相手候補を探し出す。

 技術や製品などに関する課題の解決が中心で、弁理士会は「資金繰りや販路開拓などの課題への対応は難しい」としている。問い合わせは日本弁理士会経営・支援室へ。

 小西富雄副会長と、福島プロジェクトワーキンググループの大沢豊さん、松本浩一郎さんが県庁で記者会見した。