東山芸妓ら「四季島」見送り 会津若松駅、本年度の運行終了

 
東山芸妓から会津身不知柿を受け取る乗客(右)

 JR東日本の豪華寝台列車「トランスイート四季島」が福島県などを巡る1泊2日コースの本年度運行が24日、終了した。会津若松市のJR会津若松駅で見送りのセレモニーが行われ、地元の観光関係者が会津身不知(みしらず)柿などの会津の特産品を乗客にプレゼントし、再会を願いながら乗客を見送った。

 見送りには、市や会津若松商工会議所、会津若松観光ビューロー、びゅう會津会などが参加した。室井照平市長や東山芸妓(げいぎ)も駆け付けた。南会津町の「田島太鼓 龍巳(たつみ)会」による迫力ある太鼓演奏や、恒例の甲冑(かっちゅう)隊による記念撮影会などが催された。

 四季島の運行は3年目。山梨、長野両県と会津地域を巡る1泊2日コースでは、乗客が喜多方市の散策をはじめ、会津若松市の割烹(かっぽう)・会津料理「田季野」の朝食を味わい、鈴善漆器店で絵付け体験などを楽しんだ。

 乗客を見送った田季野のおかみ馬場由紀子さん(50)は「四季島の運行が会津の食や歴史、文化の魅力を発信するきっかけになっている。リピーターも年々増えている」と話した。