「起き上がり小法師」作り最盛期 若松・七転び八起きの縁起物

 
十日市に向けて作業が最盛期を迎えた「起き上がり小法師」作り=会津若松市

 来年1月10日に開かれる会津若松市の新春行事「十日市」を前に、同市七日町の山田民芸工房では露店などに並ぶ縁起物の「起き上がり小法師(こぼし)」作りが最盛期を迎えている。

 作業場では山田賢治さん(59)ら家族が、木型に和紙を何枚も貼り、高さ約3センチの張り子を作り上げる。重りを付け、白色の顔料と赤い合成漆を塗り、手描きでほほ笑む細い目など一つ一つ丁寧に描き込んでいる。

 七転び八起きの縁起物として古くから人々に親しまれてきた民芸品。山田さんは「手にした人と家族の幸せを願って作っている」と話した。