圧倒的強さ!桃田賢斗『2連覇』 全日本バドミントン・男子単

 
優勝を決めガッツポーズで喜ぶ桃田=駒沢体育館

 バドミントンの全日本総合選手権最終日は1日、東京・駒沢体育館で各種目の決勝が行われ、男子シングルスは桃田賢斗(NTT東日本、富岡高卒)が西本拳太(トナミ運輸)を2―0で下し、2連覇を果たした。混合ダブルスは渡辺勇大・東野有紗(日本ユニシス、富岡高卒)組が3連覇。渡辺は遠藤大由(日本ユニシス)と組む男子ダブルスでも園田啓悟・嘉村健士(トナミ運輸)組に2―1で逆転勝ちし、2冠を達成した。女子シングルスの大堀彩(トナミ運輸、富岡高卒)は奥原希望(太陽ホールディングス)にストレートで敗れた。

 桃田賢斗「積み重ねの先に東京が」

 1日に決勝が行われたバドミントンの全日本総合選手権。男子シングルスと同ダブルス、混合ダブルスの3種目で県勢が頂点をつかんだ。男子シングルス2連覇の桃田賢斗(NTT東日本、富岡高卒)と、東野有紗(日本ユニシス、富岡高卒)と組む混合などダブルス2冠の渡辺勇大(同)。五輪出場が期待される2人がその実力を発揮した。

 「自分らしいプレーができた」。最後に強烈なスマッシュをコートに突き刺し、桃田賢斗は、握った左拳を高く突き上げた。男子シングルス世界ランキング1位の貫禄を見せつけ、すべての試合をストレート勝ちでライバルたちを圧倒。「目指す世界1位の選手にはまだ遠いけれど、自信を持って試合に挑むことできている」と胸を張った。

 「昨年は守備主体でミスを誘うプレーが多かったが、今年は自分の攻撃力が上がってきている」と桃田は話す。昨年と同カードになった西本拳太(トナミ運輸)との決勝でも立て続けにスマッシュを決め、負けじと放たれる西本の厳しいコースへのスマッシュにも冷静に対応した。対戦した西本も「スピード、パワーすべてにおいてついていけなかった」とその強さをたたえるしかなかった。

 昨年9月に世界1位になってから一度もトップの座を譲っておらず、東京五輪の金メダル候補にも名前が挙がる。

 それでも桃田には「一つ一つの積み重ねの先に東京五輪がある」と慢心はない。来年に迫った大舞台を見据えながら確固たる強さを追い求めていく。