架空開発詐欺...被害総額は5億1000万円 51歳男が6社だます

 

 架空の開発計画への参加を持ち掛けられ、本宮市の製造会社などが金銭をだまし取られた事件で、長野県立科町、会社役員、被告男(51)=詐欺罪で公判中=が複数の会社から同様の手口でだまし取った被害総額は約5億1000万円に上ることが11日、郡山北署の調べで分かった。同署は同日までに、本宮市や秋田県、神奈川県など全国各地の計6社をだました計9件の詐欺について、被告を同容疑で送検した。

 同署によると被告は2012(平成24)年12月~18年7月ごろ、6社に対し、実在する外資系企業の社員を装い、多額の利益が得られるとうそを言って架空の開発計画への参加を持ち掛け、「情報漏えい防止のための保証金」を名目に、海外の口座に送金させる手口で詐欺を繰り返したとみられる。だまし取った金銭を「カーレースの活動費や生活費に充てた」と話しているという。地検郡山支部はこのうち8件分について5回にわたり被告を同罪で起訴した。地裁郡山支部で開かれている公判で被告は起訴内容を認めている。