母親の遺体遺棄疑い64歳男逮捕 自宅で4月死亡...そのまま放置

 

 自宅に母親の遺体を放置したとして、会津若松署は27日午前0時25分ごろ、死体遺棄の疑いで会津美里町、無職、容疑者男(64)を逮捕した。

 逮捕容疑は、今年4月下旬ごろ、同居していた母親=当時(93)=が死亡しているのを発見したにもかかわらず、そのまま放置した疑い。

 同署によると、容疑者は「母親が死亡していることは知っていたが、どうすればいいか分からなかった」などと容疑を認めているという。遺体に目立った外傷はなく、事件性は低いとみて調べを進めている。町役場から母親の安否確認の依頼を受けた署員が自宅を確認したところ、遺体が発見された。

 容疑者は母親と2人暮らしで、遺体は1階寝室の布団の中で、白骨化した状態で発見されたという。同署は27日、福島医大で遺体を司法解剖したが、死因の解明には至らなかった。引き続き死因を調べる。

 2人と親交があった近くに住む70代女性は「去年は庭の草むしりや、カートを押す(母親の)元気な姿を見かけていた。春先から姿が見えず、心配していた」と振り返り、「母親の面倒を見るのが大変だったのかもしれない。一言相談してほしかった。残念でならない」と肩を落とした。