沼尻・中ノ沢を「湯治の地」へ 猪苗代で地域活性化に向け座談会

 
「湯治の地」による地域活性を呼び掛ける渡辺社長

 女性初のエベレスト登頂を果たした登山家の故田部井淳子さん(三春町出身)がオーナーを務めた猪苗代町の沼尻高原ロッジで29日までに、地域の活性化をテーマにした座談会が開かれた。

 同ロッジを譲り受けて改装した大川荘の渡辺幸嗣社長は、豊富な湯量を誇る沼尻・中ノ沢地域を「湯治の地」とし、ヘルスツーリズムを展開していくことを明らかにした。温泉の健康効果についても千葉大や慶応大に調査してもらい、「湯治」の効果を広くアピールしていく。

 さらに、温泉や周辺の自然を活かした多彩な体験型ツアーを企画するほか、健康志向のカフェやベーカリーなども開業したいとし、出席者に協力を求めた。

 座談会は渡辺社長と会津電力の佐藤弥右衛門会長が企画したもので、経済学者の金子勝さん、福島大の小沢喜仁共生システム理工学類教授、奥会津書房の遠藤由美子代表ら約20人が参加。福島民友新聞社からは五阿弥宏安社長が出席した。