紅組に軍配「商売繁盛」の1年に 会津美里で高田大俵引き

 
勇壮な引き合いを繰り広げた高田大俵引き=11日午後、会津美里町

 約400年の伝統を誇る会津美里町の奇祭「高田大俵引き」は11日、同町高田地区中心部の平成通りなどで行われ、下帯姿の引き子らが力強く大俵を引き合い、1年の商売繁盛や五穀豊穣(ほうじょう)を願った。同町観光協会の主催、大俵引き実行委員会の主管。

 町民手作りの大俵を引き合う冬の風物詩で、メインイベントの青年による引き合いには約100人が参加。直径約3メートル、長さ約5メートル、重さ約3トンの大俵の引き合いが始まると、会場に詰め掛けた大勢の来場者から威勢のいい掛け声が飛び交った。

 商工会関係者の紅組が勝つと「商売繁盛」、農業関係者の白組が勝つと「豊作」の年になるとされる。3本勝負の結果、今年は2勝1敗で紅組に軍配が上がった。

 終了後、縁起物の「福小俵」まきも行われ、来場者が1年の幸福をつかもうと福小俵に手を伸ばした。