バドミントン・桃田賢斗、事故で負傷 全身打撲、移動中に追突

 

 マレーシアの首都クアラルンプール近郊で13日、バドミントンの国際大会で同国を訪れていた男子シングルス、世界ランキング1位の桃田賢斗選手(NTT東日本、富岡高卒)らを乗せたワゴン車が大型トラックに追突し、ワゴン車の運転手が死亡、桃田選手は顔などにけがをした。

 マレーシアの警察当局などによると、桃田選手は命に別条はないが、鼻を骨折して唇付近を縫う負傷もした。日本バドミントン協会によると、全身を強く打って顎や眉間にけがをしたが、骨折の情報は入っていない。

 2020年初戦で優勝の翌日

 バドミントン男子シングルスで世界ランキング1位の桃田賢斗選手。金メダル獲得を期待される今夏の東京五輪へ、状態が心配される。

 昨年は世界選手権2連覇を達成するなど、史上最多となる11の国際大会で優勝を飾り、今年初戦のマレーシア・マスターズも制した。世界ランクは2018年9月から1位を維持する"絶対王者"。それだけに負傷への警戒も強く、この遠征前の4日夜にシーズン序盤戦について「少しずつでいいかな。無理やり(調子を上げようと)するとけがにつながる」と話していた。

 今回、日本代表は東南アジアで2大会に臨む予定だったが、1週目に優勝した桃田選手は2週目の出場を取りやめ。インドネシアへ向かう遠征チーム本体と別れての移動で事故に遭った。